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文字や数字を表示するメソッド
Rubyには文字や数字を表示する命令があります。
それらは以下の通りです。
| メソッド | 概要 |
|---|---|
| puts | 普段使う第一候補 実行時、Rubyが勝手に改行を入れてくれるので一番使い易いはず |
| 普段使う第二候補 改行を入れる入れないを自分で制御したいときに使います putsとの違いは、実行時に勝手に改行がはいらないというだけ |
|
| p | デバッグ用なので、そう頻繁には使わないはず 開発中に、変数の中身を確認したい時に使う |
| pp | これもデバッグ用に使用 変数の中身を表示するのはpメソッドと同じだが、配列やハッシュを表示するときに改行を入れて見やすくしてくれる pでもppでも好みで使い分ければ良いでしょう |
サンプル
文字列の表示のサンプルを以下に示します。
require "pp"
puts("Do you know Ruby?") # カッコ付き
puts "Yes, I like Ruby." # カッコ無し
puts"That's good!" # putsとダブルクォーテーションの間に空白を空けない
puts "山田" "-" "太郎" # こういう書き方もできます
puts ("--------------------")
print ("これは改行しません") # カッコ付き
print "これは改行します\n" # カッコ無し
print"改行したかな?\n" # printとダブルクォーテーションの間に空白を空けない
print "小山田" "*" "いく" + "\n"
print ("====================\n")
hensuX = "MojiMoji5"
hensuY = 123
hensuZ = [
{name: "Nobi Nobita", age: 10},
{name: "Gohda Takeshi", age: 11},
{name: "Minamoto Shizuka", age: 12},
{name: "Honekawa Suneo", age: 13},
{name: "Dekisugi Hidetoshi", age: 14},
{name: "Kidori Takao", age: 15},
{name: "あばら谷 一郎", age: 16}
]
p hensuX #=> 文字列が格納されていればダブルクォーテーション付きで表示される
p hensuY #=> 数値が格納されていればダブルクォーテーション無しで表示される
p hensuZ #=> ハッシュを表示
p ("********************\n") # この書き方は普通はしない
pp hensuZ
pp ("++++++++++++++++++++\n") # この書き方は普通はしない
hensuMoji = "aiueo"
hensuSuchi = 456
puts "文字列の変数の表示1:#{hensuMoji}" # #{・・・}で変数の内容を表示できる
puts "数値 の変数の表示1:#{hensuSuchi}" # 〃
print "文字列の変数の表示2:" , hensuMoji , "\n" # カンマでつなげる方法もある
print "数値 の変数の表示2:" , hensuSuchi , "\n" # 〃
どれを使えばいいの?
お好きなメソッドを使ってください。
Rubyの思想として、
・Rubyはプログラマを大人として扱う
・Rubyがプログラマの自由を制限しない
・Rubyがプログラマの自由を制限しない
というのがあるらしいです。
なので、自分で使いやすいものを取捨選択してください。
『こんな風に書かなければいけない』というのはありません。
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