WindowsでのC言語の開発環境(Visual Studio Express)

 


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[2016/10/11]体裁を少し修正
[2016/02/05]本記事公開

 


 

Visual Studio Express

こんにちは。kei(@boot_kt)です。

Windowsでの開発環境と言えば Visual Studio ですね。
とは言え、結構動作が重いのであまりオススメはしないですけど(笑)
※昔はもっと軽かったように思うんですけど・・・気のせいかな?

Visual Studio 使うなら Eclipse の方がいいんじゃないかなと思ったりします。
※初期のEclipseはべらぼうに遅かったですが、最近のはなかなかいいんじゃないかな?

個人的には統合開発環境の使い方を覚えるのが面倒なのでエディタで書く事が多いですね。
それが面倒になってくれば統合開発環境とかを使えばいいんじゃないかなと思います。
もちろん仕事だと効率のいい統合開発環境使います。

Visual Studio は Express版 であれば無料で使えますので、ひとまずインストールして使ってみればいいでしょう。
嫌なら止めればいいですし。
無料ですけど登録は必要です。

インストール方法

で、インストール方法ですが、、、今回のやり方が正しいかどうか分かりません。
最初、カスタムインストールで「Visual C++」だけをインストールしたんだけど、Visual Studioを起動したらC言語が使えなくてまたインストールが始まりました。
まぁ、使えるからいいんだけど、、、、どうするのが正解だったのかな?

・・・・って言うか、1回目のインストールってめっちゃ時間かかったけど何をインストールしてたんや???
2回目のインストールもものごっつぅ時間かかったぞ。

 




 

ダウンロードとインストール

  1. ダウンロード
    Googleで「Visual Studio Express」を検索すれば出てきます。
    参考
    Visual Studio Express

    visualstudio_00001.png

  2. 緑色の「Community 2015 のダウンロード」ボタンをクリック
  3. ダウンロード開始
    始まらない場合「こちらをクリックして、もう一度お試しください」をクリック
  4. vs_community_JPN.exe がダウンロードされるのでそれをダブルクリックでインストール開始
    今回はC言語(Visual C++)だけで良かったのでカスタムを選択
    visualstudio_00004.png

    Visual C++のみを選択
    visualstudio_00005.png

    visualstudio_00007.png visualstudio_00009.png

    visualstudio_00010.png

  5. インストールが完了したら起動
    visualstudio_00011.png

    visualstudio_00012.png visualstudio_00013.png visualstudio_00015.png

    visualstudio_00016.png

  6. 新しいプロジェクトを作ろうと思ったら・・・
    新しいプロジェクトを作ろうとしたらC言語プロジェクトが作れず Install Universal Windows Platform Tools みたいなのが出てるだけ。

    visualstudio_00018.png

    ひとまず「Install Universal Windows Platform Tools」をダブルクリックしたらインストールが始まった。
    う~む・・・・

    visualstudio_00019.png visualstudio_00021.png visualstudio_00025.png visualstudio_00027.png

    visualstudio_00028.png

  7. インストールが完了してからは新しいプロジェクトが作れるようになった
    visualstudio_00030.png

Visual StudioでC言語プログラムを作る手順

0.概要

  1. プロジェクトを作ります
  2. プロジェクトにC言語用のファイルを追加する
  3. 追加したC言語用のファイルにプログラムを書く
  4. ビルド
  5. 実行

 

1.プロジェクトの作り方

  1. 1. [ファイル(F)]-[新規作成(N)]-[プロジェクト(P)…]
  2. 2. 左ペインの[インストール済み]-[テンプレート]-[Visual C++]-[全般]-[空のプロジェクト]を選択
  3. 3. [名前(N):]を入力(場所とソリューション名は自動で入る)
  4. 4. 場所を変更したければ[参照(B)…]ボタンで変更します。
visualstudio_00030.png

 

2.プロジェクトができたらファイルを追加

画面右側にソリューションエクスプローラーがあります。
そこで
[右クリック]-[追加(D)]-[新しい項目(W)]

visualstudio_00032.png

そこで「C++ ファイル (.cpp)」を選択します。
[名前(N):]は、今回は「helloworld.c」としました。
ファイルの拡張子は今回は「c」にしました。
visualstudio_00035.png

 

3.プログラムを書く

追加しましたら、ソリューションエクスプローラーにhelloworld.cができるので、そこにプログラムを書きます。
今回は以下の様なものを書きました。

#include 
main()
{
    printf("Hello, World\n");
    return 1;
}

 

4.ビルドします

[ビルド(B)]-[ソリューションのビルド(B)]

 

5.実行します

[デバッグ(D)]-[デバッグの開始(S)]

 

黒いコマンドプロンプトがすぐに消えるじゃねーーーか!

実行はできるのですが、黒いコマンドプロンプトが一瞬だけ出てすぐに消えてしまいます。
これでは動作が分からないじゃないか!!

それを防ぐために以下の設定をしておきましょう。

  1. 1. ソリューションエクスプーラーで[右クリック]-[プロパティ]
  2. 2. 左側メニューの[構成プロパティ]-[リンカー]-[システム]
  3. 3. 右側メニューの[サブシステム]-[コンソール (/SUBSYSTEM:CONSOLE)]を選択してOKボタンクリック
  4. 4. Ctrl+F5で実行

 

Visual Studio Codeについて

統合開発環境のVisual Studioをインストールするとコンパイラ(cl.exe)もインストールされます。
そのcl.exeをエディタのVisual Studio Codeから呼び出すことで、Visual Studio Code単体でコンパイル・ステップ実行ができます。

ちょっとしたプログラムの確認ならわざわざ統合開発環境のVisual Studioを起動しなくても、動作の軽いエディタのVisual Studio Codeを使うことも可能です。
かなりオススメな開発環境です。

インストールと設定手順の記事はコチラ

 




 

参考書籍

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ABOUTこの記事をかいた人

Windows/Mac/Linuxを使う現役システムエンジニア&プログラマ。オープン系・組み込み系・制御系・Webシステム系と幅広い案件に携わる。C言語やC#やJava等数多くのコンパイラ言語を経験したが、少し飽きてきたので、最近はRubyやPython、WordPressなどのWeb系を修得中。初心者向けのプログラミング教室も運営中。オンライン・対面・出張等でプログラミングをレッスンします。