VirtualBoxにUbuntuをインストール

本記事は以下の記事と関係しています。
 ・WordPressの環境作る


■Ubuntuのダウンロードとインストール

UbuntuをVirualBoxへインストールするのも簡単。
UbuntuのisoファイルをダウンロードしてきてVirtualBoxへ読み込むだけ。
設定とかあるけどデフォルト値でOK。
設定値の意味が分かるなら適宜変更すればOK。

1.サイトからダウンロード

https://www.ubuntulinux.jp/
下図の赤枠で囲ったところをクリックしていけばOK。
実際にダウンロードするファイルはどれでもいいけど、今回は「ubuntu-ja-14.04-desktop-i386.iso」を選択。
他のファイルでもいいし、64bit版が良ければamd64をダウンロードすれば良い。
32bit版のi386をダウンロードしたのは特に意味は無いです。
ubuntu04.png
※ダウンロードが正常に完了したかどうか確認したければ、HashSum(http://hp.vector.co.jp/authors/VA052754/)とか使えばOK。
ダウンロードすればこんなアイコンです。
ubuntuイメージ

2.VirtualBoxを起動

virtualbox2.jpg

3.「新規」をクリック

ubuntu_install_01.png

4.名前は自分が分かればOK。タイプとバージョンはLinuxとかを選択。

  ダウンロードしたubuntuのisoファイルが64bit版ならバージョンは64bitを選ぶ。
ubuntu_install_03.png

5.メモリーサイズ、ハードディスク、ハードディスクのファイルタイプ、物理ハードディスクにあるストレージはデフォルト値でいいです。

  意味が分かるなら好きにいじればOK。
ubuntu_install_04.png
ubuntu_install_05.png
ubuntu_install_06.png
ubuntu_install_07.png

6.ファイルの場所とサイズは特に変更する必要は無いけど、仮想ハードディスクファイルを起きたい場所があるなら、そこを選択。

  仮想ハードディスクサイズは空き容量に合わせて変更すれば良い。
ubuntu_install_08.png
作成ボタンを押せば仮想ハードディスクファイルができます。
デフォルトでは「C:\Users\(ユーザー名)\VirtualBox VMs\」の中に一つのフォルダにまとまってvdiファイルとかができる。

7.で、一旦この画面になる。下図では「Ubuntu_14_04」が今回作成した仮想ハードディスクファイル。

  これを選択して「起動」ボタンクリックすると、「仮想光学ディスクファイルを選択してください」というファイル選択のダイアログが出るので、ダウンロードしたubuntuのisoファイルを選択する
ubuntu_install_09.png

8.isoファイルを選択したらこの画面になります。

ubuntu_install_11.png
「起動」ボタンをクリックすればUbuntuのインストールが始まります。

9.「Ubuntuをインストール」をクリック

ubuntu_install_12.png

10.「インストール中にアップデートをダウンロードする」と「サードパーティーのソフトウェアをインストールする」のチェックについては今回は不要なのでチェック入れていません。

   チェックしてもOKです。
ubuntu_install_13.png

11.Windwos上でVirtualBoxの画面キャプチャをする際、PrintScreenとかAlt+PrintScreenを押してもキャプチャできません。(VirtualBox内のゲストOSにキー操作が取られてしまうから)

   右側のCtrlキーを押してからだとPrintScreenとかAlt+PrintScreenが効きますよという事を言ってます。
   「キャンセル」クリック
ubuntu_install_14.png

12.「インストール」をクリック

ubuntu_install_16.png

13.「続ける」をクリック

ubuntu_install_17.png

14.キーボードですが、よく分からないなら初期値のままでいいと思います。

   「続ける」をクリック
ubuntu_install_18.png
※私はTeratermを使ってSSHやTelnetでUbuntuに入るので、Ubuntuのキーボード設定はあまり気にしないです。

15.必要な項目を入力して「続ける」をクリック

ubuntu_install_19.png

16.以下のように画面が変わっていきますので、ひたすら眺めます!!

ubuntu_install_21.png
ubuntu_install_22.png
ubuntu_install_23.png
ubuntu_install_24.png
ubuntu_install_25.png
ubuntu_install_26.png
ubuntu_install_28.png
ubuntu_install_29.png

17.「今すぐ再起動する」をクリック

ubuntu_install_31.png
ubuntu_install_32.png

18.再起動したら画面の解像度が低いのでGuest Additionsをインストールする。

ubuntu_install_33.png
ubuntu_install_35.png
ubuntu_install_36.png
ubuntu_install_37.png
ubuntu_install_38.png
ubuntu_install_39.png

19.左にあるアイコンの下から2つ目のギアみたいなアイコン(システム設定)をクリックします。

   Windowsでいうところのコントロールパネルみたいなモンです。
   で、ディスプレイをクリックします。
ubuntu_install_43.png

20.解像度が変更できるので、好きなサイズに設定

ubuntu_install_44.png

21.左にあるアイコンの下から1つ目のGuest AdditionsのCDを右クリックして「取り出し」を選択

ubuntu_install_45.png

■端末はどこやねん?

最近のUbuntuは左のメニューに端末が出ていない。
なので検索する。
左のメニューの一番上のUbuntuのマークしたアイコンを検索すると検索画面になります。
「terminal」と打てば端末が出てくるのでこれを使用する。
ubuntu_install_46.png
端末を起動すれば左のメニューに端末のアイコンが出ます。
しょっちゅう使うなら、その端末のアイコンを右クリックして「Launcherに登録」をクリック。
ubuntu_install_47.png


■SSHで接続

どうしてもtelnetじゃないとアカンねん!!という場合を除き、SSHを使えばいいかなと思います。
私の場合、VirtualBoxのUbuntuは起動はしますけど、起動だけしてUbuntu上で作業することはぼありません。
Windowsからteratermを使ってUbntuにSSHでログインして使います。
その使い方に深い意味は無いです。
理由はこの3つほどありますけど、まぁ些細な事ですわ。

 1.単にそれに慣れてる
 2.どうせLinuxコマンドを打つだけなのでteratermで充分
 3.teratermだとログを取れるし、Windowsの他のソフトとの連携もやりやすい

で、SSHを使えるようにします。

1.まず、インストール直後のネットワークの状況の確認

※確認するだけ。特に作業は無いです。

・認識しているネットワークの確認

左にあるアイコンの下から2つ目のギアみたいなアイコン(システム設定)をクリックします。
ネットワークをクリックすると下図のような画面になります。
IPアドレスが「10.0.2.15」とかになっていると思いますので、それを単に見るだけ。
ubuntu_install_48.png

・ifconfigの確認

現状、VirtualBox上のUbuntuが認識しているネットワークのI/F(インターフェース)はeth0の1つだけ
ubuntu_install_53.png

・/etc/network/interfaces の確認
vi /etc/network/interfaces
# interfaces(5) file used by ifup(8) and ifdown(8)
auto lo
iface lo inet loopback

Linuxにはあまり詳しく無いのですが・・・・・
確かeth0とかeth1とかはこのファイルに自分で書き込むか、書かれているかのどっちかだったと記憶していたのですが、特に何も書いて無いなぁ???
でもeth0は認識されてるし、NAT経由でFireFoxでインターネットできるし、まぁ問題ないんでしょ。
気にしないことにする。

2.Ubuntuをシャットダウンします。

  右上のXボタン押せば小さいダイアログが出るので「仮想マシンの電源オフ」を選択して「OK」ボタンをクリック。

3.VirtualBox自体の環境設定のネットワークを見ます。

ubuntu_install_57.png
ubuntu_install_58.png
ホストオンリーネットワークのタブに「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」ってのがあるはず。
なければ追加しておく必要があると思います。
古いUbuntuをインストールしたらここが設定されていないかも?
新規に設定するなら以下の様な値を設定すれば良い。(まぁ、好きな値でいいと思いますけど)
アダプタータブ:
 IPv4アドレス:192.168.56.1
 IPv4ネットマスク:255.255.255.0
DHCPサーバータブ:
 サーバーアドレス:192.168.56.100
 サーバーマスク:255.255.255.0
 アドレス下限:192.168.56.101
 アドレス上限:192.168.56.254
ホストオンリーネットワークとは。
まぁ、読んだまんまなんですけど、ゲストOS(VirtualBox上のUbuntu)とホストOS(Windows)との通信です。

4.VirtualBoxのUbuntuのネットワークを設定する

「アダプター 1」はNATが設定されていると思います。
「アダプター 2」で
  ・「ネットワークアダプターを有効化」をチェック
  ・「割り当て」をホストオンリーアダプターにする
ubuntu_install_59.png
ubuntu_install_60.png

5.Ubuntuを起動して、ネットワークの状況の確認

※確認するだけ。特に作業は無いです。

・認識しているネットワークの確認

左にあるアイコンの下から2つ目のギアみたいなアイコン(システム設定)をクリックします。
ネットワークをクリックすると下図のような画面になります。
インストール直後と違い、「有線」っていうのが一つ増えています。
ubuntu_install_49.png
ubuntu_install_51.png
Wired connection 2 というのが追加された方。
ubuntu_install_50.png
ubuntu_install_52.png

・ifconfigの確認

eth1が増えている。
IPアドレスは192.168.56.101。
Windowsからはこのアドレスに対してアクセスできるはず。
ubuntu_install_54.png

6.UbuntuでSSHを受け入れる準備

このコマンドを打つだけ。
パスワードを聞かれたら入力。
続行しますか?にはyを入力。

sudo apt-get install

ubuntu_install_55.png
ubuntu_install_56.png

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ABOUTこの記事をかいた人

Windows/Mac/Linuxを使う現役システムエンジニア&プログラマ。オープン系・組み込み系・制御系・Webシステム系と幅広い案件に携わる。C言語やC#やJava等数多くのコンパイラ言語を経験したが、少し飽きてきたので、最近はRubyやPython、WordPressなどのWeb系を修得中。初心者向けのプログラミング教室も運営中。オンライン・対面・出張等でプログラミングをレッスンします。