こんにちは。ナガオカ(@boot_kt)です。
あなたは、
Mac派ですか?
Windows派ですか?
※Linux派の方にはこの記事はお役に立てないと思います
それとも、
Mac+Windows派ですか?
僕はMac+Windows on Boot Camp派です。
Windowsユーザーの人がMacに移行して困る事第1位が、
エディタ
ですよね?(分かる人には分かる!)
最近であれば、MacでもWindowsでも使えるAtomやVisual Studio Codeを使えばいいんですけど、、、、
もう既に秀丸エディタに慣れてしまいましたし、カスタマイズもしまくってますから、今更新しいエディタを使えと言ってもそう簡単には移行できません。
エディタは自分の分身みたいなものですから、
「エディタを変更しておしまいっ!」
「アラ・ホラ・サッサーーー!」
てな具合に簡単には移行できません。
エディタを使い込んでいる人なら分かってくれると思います。
で、この記事は、「Macでも秀丸エディタを使いたい」と嘆くあなたのための記事です。
Parallels Desktopを使い、Macで秀丸エディタを使えるようになるまでを説明します。
これを読めば、Macで秀丸エディタを使えるという夢のような生活が待っています!!!(笑)
- Parallels Desktop for Mac 12のインストール方法
- Parallels Desktop for Mac を使って、
- Macで秀丸エディタをMacアプリっぽく使う方法
- MacでWinMerge・Stirling・秀丸ファイラーClassicをMacアプリっぽく使う方法
- Parallels Desktop for Macを使う際の、Windowsのライセンス
◆この記事のメインテーマのソフト
Parallels Desktop for Mac 12 体験版
◆MacのOS
Intel Core i7 1.7GHz/8GB
OS X El Capitan 10.11.2(この記事書いてる間に10.11.6に上がっちゃいました)
US配列キーボード
◆Macのマシン
MacBook Air (11-inch, Mid 2013)
◆WindowsのOS
Windows 7 Home Premium SP1 64bit
※Boot Camp 使用
◆Windowsのマシン
※登場しません
Contents
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秀丸 for Macなんてあきらめろ!
結構前にこんな記事を書きました。
>> 秀丸 for Macなんてあきらめろ!!!!!
僕が「あきらめろ!」と書いたのは、以下の意味があります。
- 秀丸エディタの開発元である(有)サイトー企画さんが、Mac版の秀丸エディタを開発しないと名言してる
>> 「秀丸」の秀まるおさん、そろそろMac版はいかがでしょう? 気になることを全部聞いてみた。 | HRナビ - AtomとかVisual Studio Codeとか次世代(?)の優秀なエディタがあるんだからそれでいいじゃん!
- Windows専用ソフトじゃなくて、MacやLinuxでも使えるソフト使おうぜ!
- Macのソフト探して、新しい環境作るのも楽しいよ!
- 秀丸エディタはオープンソースでもないし、小さな小さな会社が作ってるので(社員採ってなさそうだし)、何時まで使えるのかワカランよ。今のうちに別のエディタにも慣れておこーぜ!
とは言うもの、
んな簡単に諦められるかいっ!
っちゅう話ですよ。
で、この記事は、、、、
秀丸 for Macをどうしても諦められないあなたのための、一つの解決策のご提案です。
どうやって解決するの?(まずは結論)
Parallels Desktop for Macを使うのです。
Parallels Desktop for Macは有料製品です。
※「パラレルズ デスクトップ フォー マック」と読みます。
Amazonで買えば7,000円程度です。
7,000円程度で悩みから解消されるなら安いと思いますよ。
ぐじぐじ悩むぐらいならスパッと買っちゃいましょう。
あなたの労働力を時給1,500円とした場合、約5時間分ですよ、5時間分。
7,000円を惜しんでたら、5時間よりももっともっと多くの時間を「悩むだけ」に費やすんですよ。
もったいないですよね?
競合製品は他にも沢山ありますし(VMware Fusionとか)、無料のもの(WineskinとかNihonshuとか)もあります。
が、しかし、比較する時間が面倒って言うかもったいないです!!
それにParallels Desktop for Mac 12ならParallels Toolbox for Mac(単品購入なら:1,000円/年)という便利ツール集も使えるのでちょっとお得。
ってことで、この記事ではParallels Desktop for Mac 12のみに絞って書いています。
それに、秀丸エディタだけじゃなく、WinMergeとかStirlingとかSchedule Watcherとか秀丸ファイラーClassicとかも使えるようになります。
Windows専用ソフトが高い確率で使えるんですから、コスパは良いです!
MacとParallels Desktop for Mac 12だけで秀丸エディタを使えるようになる訳ではありません。
正式なWindows7や8.1や10が必要ですよ。
もちろん秀丸エディタ等、Windows側の各ソフトはそれぞれの規定に沿ったライセンスが必要ですよ。
Parallels Desktop for Macを使うとどんな感じで秀丸エディタを使えるのか?
以下にイメージ動画を置いておきますのでこれをご覧ください。(動画には音声はありません)
この動画があなたのイメージと合っていないのであればこの記事はここで離脱してください。
- MacとWindowsを切り替えています
Parallels Desktopをフルスクリーンモードで、トラックパッドを四本指で操作すれば切り替えられます - Mac上で秀丸エディタ・WinMerge・秀丸ファイラーClassicを使っています
インストール手順
ここでのインストール手順は、既にMac上にWindowsをBoot Campでインストールしていることが前提となっています。
が、しかし、Boot CampからWindowsをParallels Desktopに読み込ませるのはオススメしません。
Parallels Desktopに取り込まれたWindowsはBoot Campとは別物という扱いになるため、Windowsの新しいライセンスが必要になります。
ですので、Boot Camp自体を削除してから、再度Windowsを入れ直す事をオススメします。
※その場合のインストール手順はこの記事では書いていません。
- Parallels社のトップページにアクセス
今すぐトライ
というリンクがあるのでそれをクリック- メールアドレスを入力
ビジネス用途として評価します
はチェックしない
ダウンロードに進む
ボタンをクリック - デスクトップにこんなアイコンができます
2本の赤い縦線がParallels社のマークです。
Parallels Desktop for Macに関わる全てのアイコンにこの2本の赤い縦線が入ります(ちょっとカッコ悪い気がするけど・・・)。
- アイコンをダブルクリックするとこんな感じで開きますので、
インストール.app
をダブルクリック
- なんか聞かれます。問題がなければ
開く
ボタンクリック
※自己責任でクリックしてくださいね
- 同意したいのであれば、同意しましょう。
- パスワードを入れます。
- お好きな方のボタンをクリックしてください。
※僕は送信しない
ボタンをクリックしました
- ここは未入力のままでいいです。
サインイン
ボタンをクリックします。
※パスワードをお持ちの場合とかFacebook
ボタンとかGoogle+
ボタンとか、その辺は必要に応じて分かる人は使ってください。
名前
、電子メール
、パスワード
、パスワードの確認入力
を入れた上で、アカウント作成
ボタンをクリック
- メールが届きます。(件名:「Confirm your new Parallels Account」)
メールの中の↓みたいな部分をクリックします。
s.parallels.com/a/r40jewqZp54yt32w3r2d
14日間の無償トライアル
ボタンクリック
Standardのトライアル
ボタンクリック
トライアルを継続する
ボタンクリック
- 何故か「トライアル期限がすでに終了しています。」って出てますけど気にしないでOK
これは左上の赤い×
ボタンで閉じましょう。
Boot Camp から Windows を使用
をクリック
確認しました
をチェック&続行
ボタンクリック
名前
とかロケーション
とかチェックとかはお好きに設定してください。
僕はデフォルトのままやってます。
続行ボタン
クリック
- こんな感じでインストールが進みます
- 途中でParallels Toolbox for Macのインストールを促されます
これも体験版です。
- Boot Camp の取り込みが終わればパスワードを入力してWindowsにログインします
- インストールはまだ続きます
- これでWindowsが使えるようになりました。
- MacのDockにも追加されています
- この中から秀丸エディタやその他のツールを選択することができます。
- もちろん秀丸エディタをDockに追加して使うことができます。
ついでにインストールされるParallels Toolboxの内容
これだけのツールがあります。
そんなに大したものは無いですけど、デスクトップ上にアイコンが散らかっている人がプレゼンとかで使う時にデスクトップを非表示にする
を使うと便利かも知れないですね。
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必要な設定や知っておくべき事
Coheritanceモード
Parallels Desktopは3つのモードがあります。
- フルスクリーンモード
- ウィンドウモード
- Coherenceモード
秀丸エディタをMac専用ソフトっぽく使いたいならCoherenceモードを使います。
日本語←→英語の切り替え
僕のMacBook AirはUS配列のキーボードで、右側の⌘コマンドボタンで日本語に、左側の⌘コマンドボタンで英語になるように設定しています。
が、秀丸エディタはWindows上で動いていますのでそれは使えません。
option+~で日本語←→英語を切り替えられます。
※~キーは1の横にあります
Windows側の自動ログイン
Parallels Desktopにより、Macで秀丸エディタを使えるようになったとは言うものの、Parallels Desktop経由でWindowsを起動しておく必要があります。
Parallels DesktopはMac起動時に自動で起動させられますが、結局Windowsにログインする必要があります。
イチイチ手入力でパスワードを打つのは面倒なので、自動ログインするように設定すると良いでしょう。
ここではその設定方法は省略します。
↓みたいな感じで検索してみてください。
「Windows7 自動ログイン」
「Windows8 自動ログイン」
「Windows10 自動ログイン」
(※netplwiz
とかが出てくると思います)
Mac起動時にParallels Desktopを起動する
MacとWindowsの切り替え
指四本でトラックパッドを左右に動かしてください
Windowsに切り替わったり、Macに切り替わったりします。
※事前にParallels Desktopを起動&フルスクリーンモードにしておいてね
MacとWindowsはどうやってつながっているの?
お互いがお互いをネットワーク上のマシンだと認識しているような感じです。
WindowsソフトをMacのDockに入れられるの?
Yesです。
Dockから普通に違和感なく起動します。
※但し、秀丸エディタを起動する前に、事前にParallels Desktopを起動してWindowsにログインしておいてね
Parallels Desktop for Macを使ってみた感想
一言で言うと、
って感じ。
MacとWindowsが融合された感じです。
と言うか、Macの中にWindowsが取り込まれた感じかな。
WindowsからMacへ完全移行できない方は、以下のWindowsソフトの代替えがMacで見つからないのではないですか?
- 秀丸エディタ
- WinMerge
- Stirling
- Schedule Watcher
- 秀丸ファイラーClassic(これを使う人はあまりいないかなw)
これら全てMac動きます。
実際にはMacの上のParallels Desktopの上のWindowsの上動いてるんですけど、まるでMac用ソフトのような感覚で使えます。
Schedule Watcherはアラートも時報もしてくれます。
速度も遅く無いですし、言うことないです。
「Macに移行したいけど、これらのソフトの代替えがMacでは見つからないなぁ・・・・」
という悩みがなくなります。
再起動することなくMacとWindowsを切り替えることも出来ますので、Macでの動作・Windowsでの動作をサクサク見られて超便利です!
開発環境作る時やブログ記事を書く時、動作の違いを見る時は、指四本でサクッとOSを切り替えられるのも超便利です。
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Parallels Desktop for Macを必要な人ってどんな人?
僕がParallels Desktop for Macの購入をオススメする人は、
割りと頻繁にMacとWindowsを切り替える必要がある人
です。
秀丸エディタや、とあるWindows専用アプリをMacで使うためだけって言うなら、Parallels Desktopを購入するのはちょっとためらうかも知れませんし、無料のwineやNihonshuでいいやと思うかも知れません。
僕も特にはオススメしません。
Boot Campを使うほどMacとWindowsを切り替える必要がある場合に、Parallels Desktopはあなたのお役に立つでしょう。
Parallels Desktop for Macの購入について
Parallels Desktop for Macは幾つか種類あります。
本記事を書く際にAmazonと公式サイトでの値段を比較しましたが、公式サイトの方が高いです。
買い切り型ならAmazon、年額プランを希望する場合でも3年版で良いならAmazonで買えば良いでしょう。
Editionによっては公式サイトのみの場合がありますので注意です。
しかし、商品の取扱や値段はいつどうなるか分かりませんので、実際に購入される際にはご自分で見比べてくださいね。
Amazonの場合
通常版
個人が普通に使うだけなら、これを買えば良いでしょう。
通常版は最も一般的なユーザーがゲームやInternet Explorer或いはマイクロソフトオフィスなどのWindowsアプリ使用して日常業務などを行うのに適している。
出典:それぞれのバージョンの特徴。 | Parallels Desktop 12 for Mac Retail Box JP (通常)
乗り換え版
乗り換え版は、生産本数4000本の数量限定です。
乗り換え対象は、VMWare Fusion或いはBootCamp、または ParallelsDeskTopの過去のバージョンが“インストールされているMac”が対象とされている。出典:それぞれのバージョンの特徴。 | Parallels Desktop 12 for Mac Retail Box JP (通常)
プロ版
プロ版は、Mac上でMac以外のアプリケーションを実行するための非常に最高のパフォーマンスを必要とするソフトウェア・システム開発者、テスター、或いはグラフィックなどのパワーユーザーのために設計されている。
出典:それぞれのバージョンの特徴。 | Parallels Desktop 12 for Mac Retail Box JP (通常)
USB版
3年更新版
3年サブスクリプション(3年期間更新版)は、3年期間限定版で期間内で常に最新バージョンが無償使用することが出来る。期間終了後、期間更新のための再度ライセンスのご購入が必要。
出典:それぞれのバージョンの特徴。 | Parallels Desktop 12 for Mac Retail Box JP (通常)
5ライセンス版
解説書
公式サイトの場合
但し、AmazonにはBusiness Editionが無かったはずです。
Parallels社のトップページより、今すぐ購入
をクリックして購入してください。
購入方法は
ライセンス:2種類 x エディション:3種類 x Plan:2種類
の、合計全12種類あります。
組み合わせによって値段が変わります。
ライセンス
- 新規ライセンス
- アップグレード
Parallesl Desktop 10または11からのアップグレード
エディション
- Parallels Desktop 12 for Mac
ご自宅用 & 学生向け - Parallels Desktop for Mac Pro Edition
開発者、テスター、パワーユーザー向け - Parallels Desktop Business Edition
職場での使用向け
Plan
- 1 年間のサブスクリプション
- 単発購入
Windowsの購入について
MacにParallels Desktop for Mac 12だけをインストールしてもWindowsソフトを使えるようにはなりません。
WindowsのOSも必要です。
持っていない人は購入してください。
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さいごに、
最近は悩む時間がもったいないなぁと思うんですよ。
悩んで解決策が見つかるならいいんですけど、解決策が無いなら無駄な時間と感じるようになりました。
お金出して悩みが解決して快適になるなら、もう買っちゃう方が人生は豊かになりますよね。
昔、SoftWindows95を購入してiMacで動かしましたが、激烈に遅かったです。
それに比べると、Parallels Desktopは快適です。
遅さは感じません。
最近の仮想化はすごいなと、本当に思います。
わずか7,000円ほどで悩み解消と快適さが手に入るならもう買わない理由が無いです。(悩みを本当に解消したいならね)
秀丸エディタをMacで使いたい人にとっては、解決策はこれしか無いです!
と、言い切ってしまいましょう。
さて、あなたはどうしますか?
まだ悩み続けますか?